ラクトクライン仮説とは、下記の通り、初乳や乳に含まれる母牛由来のラクトクライン因子(何かというのは明確ではなくホルモンや成長因子など)がその後の生産性に影響している可能性、という話。
確かに実際、IGF-1やインスリンその他ホルモン濃度が初乳では常乳に比べてはるかに高いそうで、むしろどんな蛋白・ペプチドがどれほど入っているかはまだ研究中といったところが正しいようです。
一番有名なのが下の初乳給与量4L VS 2L の話。品種はブラウンスイス。

ほんとに初乳を多くあげるだけでこんなに変わるのか、というのは疑問なところ。

なにはともあれ、現状初乳は飲みたいだけ腹いっぱい飲ます、というのが免疫、栄養の観点からも一番良いと思うし、副次的な効果でこんなことも可能性としてはある、という感じでしょうか。
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